金沢医科大学医学部医学科 K.Kさん(浪人)
滝高校卒(4浪)
2024年合格大学:
金沢医科大医学部医学科
東京女子医科大医学部医学科
ついに、私がAIM予備校の合格体験記を書ける日が来ました!
もう、それが感無量です。
私は幼稚園の頃から医師になりたいという夢がありました。
高校時代は大手予備校などにも通い、常に医学部を目指して勉強していましたが、今思えば医学部を目指す周りと同じようにレベルの高い授業を受けるだけで満足し、自分の実力には全く合っていませんでした。
一浪目はコロナ禍ということもあって、ほとんど宅浪でした。
二、三浪目は大手予備校に通いましたが成績は上がらず、毎年医学部は全落ち。
気づけば四浪目となり一生受からないのではと精神的にもきつかった時にAIM予備校に出会いました。
そしてこの出会いが私の人生を変えてくれました。
ちなみに、体験授業が他とはレベチだったのですぐに入塾を決めましたが、体験のときにたまたま、高校の同級生で1年前に難関大の医学部に合格した人がAIMで合格を勝ち取ったことを知りました。
そんなに仲良かったわけではないので迷いましたが、連絡を取ってAIMについて聞きました。
彼はすごく口が悪い人だったのに、AIMじゃなかったら受からなかった、と熱く語るのを聞いて、この予備校は本物だ、と自分も燃えたのをよく覚えています。
全体の科目に共通している点が徹底的な復習です。
復習が大事と分かってはいても、それを完璧に実行することは難しく、大手予備校では毎日何科目も授業を受けてその全てをしっかり復習するということは不可能でした。
AIM予備校で「正しい復習の仕方」を叩き込まれたのでよく分かりますが、受験生が独力で「正しい復習」をするのはほぼ不可能だと思います。
私も高校は一応進学校とされるところでしたが、学年に数人いる「めちゃくちゃできる人」というのが、「正しい復習」を自力で実践できている人なのだなと分かりました。
私はもちろん、そういう人ではない一般人なので、AIM予備校に来て初めて「正しい復習」を身につけ、成績が急速に上げられました。
AIM予備校ではどの科目も復習命であり、基本的にそれぞれの科目週1回(2コマ)なので少ないと思うかもしれませんが、私を含めほとんどの人がついていくだけで必死、という感じでした。
授業で習ったことを1週間で徹底的に復習し、次の授業で確認というサイクルなのですが、これがとんでもなく濃密なのです。
求められる復習のレベルが極めて高く、それが受験に直結するレベルもとても高いので、このレベルに必死について行くことで今まで停滞していた成績がのび、安定するようになりました。
ここからは各科目について述べたいと思います。
英語
AIMにくるまでの浪人3年間は、なんとなくの知識と単語で英文を読んでいたため、模試での偏差値はそこそこ取れている時もあれば悪い時もあり安定しませんでした。
英語の勉強方法が分からず、とりあえず単語と文法を闇雲にやり雰囲気で英語を読んでしまっている方が多いと思います。
私もそうでした。
しかしAIMに来て、一から文構造、文章の読み方、文法の基礎事項、単語といった基礎の土台を作り、徹底的な復習を行うことで順調に英語の成績が伸びました。
授業のはじめに前回の授業の確認テストがありますが、全てを完全に再現できることが求められます。
私ははじめ、今まで通りの復習で授業に臨みましたが、自分の復習の甘さを思い知りました。
そこから心を入れ替え、授業で先生が書いてくださる重要事項を完璧に理解し、説明できるようにし、音読を繰り返し、単語も怠らず行うことで徐々に英語力が身についていきました。
なお、この「説明できるように」というのが重視されていて、これができないと一切認めてもらえません。
そのおかげで、「分かった気になっている」という中途半端な状態から抜け出すことができます。
11月頃に医学部の入試問題を解いた際に、英語はほとんどの大学で合格圏内の点数をとることができました。
今までの誤魔化した勉強では、模試でまあまあの点数が取れていたとしても医学部の入試問題では全く点数が取れませんでしたが、AIMでの着実な知識の定着によってどのような問題でも対応できるようになりました。
また、共通テスト対策も充実しており、共通テスト向けの読み方・解き方に加え、リスニング対策も行っていました。
毎日欠かさず、シャドーイングを行い、リスニングの点数も安定しました。
物理
これまで物理の原理を理解せず公式を当てはめて問題をひたすら解いてきたため、見た事のある問題しか解けず少し応用されると手が出ませんでした。
授業では原点まで立ち戻って教えて下さり、とても苦戦しましたが少しの疑問も逃さず徹底的に向き合ってくださりました。
これまでの解き方から分かると思いますが、私は物理がとても苦手でしたし、そもそも数学的な思考があまりできる人間ではありません。
ここは受験生によってかなり能力の差が出るところだと思いますが、先生はそんな私の特性に合わせて説明をしてくれましたし、そうであってもどうやって合格点を取れるようにするのか、というのをすごく考えて指導を進めてくださいました。
これはやはり個別指導ならではのやり方だと感謝しています。
合格点が取れるレベルにまでなんとか上がった今となって思うのは、大手予備校でやっているやり方で数学や物理を本当に上げられるのは、実はほんのわずかな人だけなのではないか、ということです。
AIM予備校でちゃんと指導してもらえたので物理でも医学部合格に見合う点が取れるようになりましたが、大手予備校だったら5年いようが無理だったな、という自信(?)があります。
また先生には、物理のことだけでなく、計画の立て方や問題を解く際の癖などにも気づかせてもらいました。
問題に向き合う姿勢が改善され、どの科目にも通用する姿勢が身につきました。
化学
基礎の基礎からやっていきました。
化学は自分の中では得意な方でしたが、抜けているところも多く、着実にやっていくことで模試でも高得点が安定して取れるようになりました。
私の特性に合わせて実戦的な問題を多く課してもらい、抜けをうまく埋めつつ、得点力を上げられました。
入試直前は演習問題のプリントをたくさんいただき、授業以外でも確認をしてくださり入試問題慣れをすることができました。
実際に入試本番で類似問題が出題されたこともありましたし、得点源にできました。
ありがたかったのは、化学は比較的良い、ということを先生がちゃんと把握してくれて、自習時間を苦手科目にもっとあてられるように課題の調整をしてくれたことです。
先生同士の連携が強く、ある科目で弱いところが出てくるとすぐに他の科目の先生もそれを把握してくれて、とにかくその弱点を叩けるようにしてくださいます。
なので1年間、いつもいちばん弱いところにいちばん多く時間を掛けられる、という状態にしてもらえました。
このへんの調整は自分では難しく、自分でやろうとすると変にかたよってしまうことが多いので、とてもありがたかったですし、効果的でした。
集団指導ではこのような生徒の細かい把握や先生同士の連携・調整は不可能でしょうが、個別指導の塾でもそこまでやれることはほとんどないんじゃないかなぁと思います。
数学
大手予備校などでは問題が与えられてその問題の解説をする、という形でしたが、AIMの授業ではまず、公式の成り立ちや証明から学ぶので、いつどこで公式を使うのかが分かるようになっていきました。
これが遠回りのようでいて、実はとても重要で、そして点を取れるようになる確実な方法なのだと、だんだん分かるようになりました。
私のような数学嫌いの受験生からすると、そんな根っこの理解とかしなくていいじゃんと思いがちですし、だいたいの解き方を覚えてたくさん問題解けば何とかなる、と考えがちですが、それは大きな間違いです。
そこをちゃんと丁寧に押さえていかないと結局は伸びないですし、大手予備校では私はそれを絶対にできなかったでしょう。
数学的センスがなかったので先生には本当にご面倒をかけたと思いますが、数学でも先生は私の特性に合わせて丁寧に指導をしてくださり、得意とまではいきませんでしたが、合格に問題ないレベルにまで引き上げていただけました。
毎回の確認も細かく丁寧でしたが、単元ごとに確認テストを実施してもらい、つまずいている単元があるとすぐに戻って穴ができないように気を付けてもらえたので、着実に全部の単元を身につけることが出来ました。
授業内で記述の書き方も教えてくださるので入試直前で焦ること無くじっくり過去問に取り組むことが出来ました。
面接
今まで様々なところで模擬練習などをしましたが、AIM予備校での面接指導は圧倒的に良かったです。
まず、先生に少しヒアリングをしてもらい、それを元に話す内容の土台は全て考えてくださるため、内容に時間をかける必要はありません。
妥協は一切なく、納得のいくまで何度もやらせていただきました。
内容はもちろん、話し方のクセなども良くないものがあればどんどん直してくれるので、1回1回の面接練習が、毎回成長をちゃんと感じられるものになりました。
塾で慣れていたおかげで、本番全く緊張せず自分の力を出し切ることができました。
個人面接だけでなく、集団面接も本番同様の形式で行ってくれましたが、指導された通りのタイミングで発言できましたし、他の受験生の意見をうまく受けて発言できましたので、この対策も大きかったですね。
小論文
私立医学部のためには小論文対策は欠かせませんが、自分で対策を行うことは難しいです。
かと言って、あまりたくさん時間を掛けるのも違う気がするので、バランスが難しいです。
AIM予備校ではそのバランスをすごく考えてくれて、とても力のある先生が月に1回集団授業をしてくださり、毎回細かい添削をしてくださいました。
厳しく細かい添削で、毎月多くのことを学ぶことができました。
小論文に向けた論理構成なども一から学ぶことができ、安定して小論文が書けるようになったと思います。
このおかげで、入試直前で対策に焦ることなく本番を迎えることが出来ました。
設備
授業だけでなく、自習室も充実しています。
一人一席設けられており、集中して勉強に取り組むことが出来ます。
私は自分の席がとても気に入っていて、毎日朝早くから夜まで自習していました。
自由席もありますし、自習室だけでなく、バルコニーやお菓子の置いてあるスペースでも勉強することが出来、気分転換をしやすい環境になっています。
全体に、「勉強しやすい場所にするよー」という雰囲気が感じられる予備校で、受験生ファーストという感じなので、真剣に勉強したい人には最高だと思います。
バルコニーがある予備校というのも珍しいと思いますが、音読ルームがあったり(本当に
独立した部屋になっています)、癒してくれる巨大なクマのぬいぐるみがあったりと、常識にとらわれない予備校というのも好きでした。
入試本番の時のサポートも手厚く、結果が分からず不安な時や調子を落として落ち込んだ時もありましたが、常に気にかけて下さり自信をつけていただきました。
後期試験の最後の最後までサポートしてくださり、最後まで集中して勉強できました。
受験大学の関係で私は志望校から合格をいただけたのが周りの人よりも少し遅かったのですが、周りを変に気にしてしまったりすることなく前向きにやれたのは、AIM予備校の先生方がそうならないようにすごく気をつけてサポートしてくださったからです。
本当に助かりました。
四浪目でこの塾に入っていなかったら、一生浪人していたか、諦めて違う学部に行っていただろうと思います。
現役や一浪の方はもちろん、多浪の方でも、やる気が本当にある人ならば(←これはAIM予備校では本当に本当に大切です!!)、かなり学力を上げていけると思います。
4浪の私は、浪人の年数を重ねても成績が伸びない辛さをよく分かっているつもりですし、多くの多浪生は成績が上がらないまま終わります。
ですが、「半端じゃない決意とやる気」を持っているのなら、AIM予備校ならば停滞せずに成績を上げ、合格できると思います。
AIM予備校は「半端じゃない質の高さ」があるからです。
何度も先生方に言いましたが、もっとはやくこの塾に入っていたらと何度も思いました。
これまでの3年間は、医学部の入試で手応えを得たことはなく、入試の際も常に自信がなかったのですが、AIMで学んでいくうちに「当日は普通にやれば受かるだろう」と思えるようになっていきました。
長い浪人生活は厳しくて辛い生活でもありましたが、最後の1年、医学部に合格するという強い意志とAIMの先生方を信じ抜くことで合格を手にできました。
4年も浪人してこう言うのはおかしい気もしますが、AIM予備校で過ごした最後の1年は、私は楽しかったです。
濃すぎて、もう1年やれ、と言われたら遠慮しますが、でも本当に充実していて、楽しかったです。
確実に合格に導いてくださったAIM予備校の先生方、本当にありがとうございました!
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