2022年藤田医科大医学部医学科など合格 Y.Sさん(浪人・再受験)
藤田医科大医学部医学科合格
愛知医科大医学部医学科合格
名古屋高校出身(再受験)
私は再受験でした。経歴は、2浪→名城大薬学部→1年で中退→医学部目指して浪人5年目、というものなので、一般的に見るとただの穀潰しのダメ人間ですし、少なくともAIM予備校に来るまではそうだったと思います。
そんな自分がAIM予備校のおかげで医学部合格を果たしたので、その過程を書きたいと思います。あ、誤解のないように最初に書いておきますが、AIM予備校でフルに勉強したのは1年ちょっとです。5年間の浪人生活がありますが、最初の4年近くは他のところでグダグダやっていましたので。
気持ちのケアがすごい
このような経歴を書くと、さぞ不真面目で駄目なやつだと思うかもしれませんが、うつ病を抱えているから、という面もあります。ずっと精神的に安定せず、うつがひどいときはまったく外出できなくなってしまいますので、自分に甘いようですが、受験生活も思うようになかなかできませんでした。
結局、AIM予備校に来るまでは、一応他の塾を転々とはしたものの、全然勉強を積み上げることができず、偏差値はどの科目も50あるかないかという感じでした。
AIM予備校は、なんか目立つ看板があるから、という安易な理由で体験に来てみたのですが、体験授業で「ここしかない」と決めました。それぐらい的確というか、自分にはぴったりはまる感じでした。
授業の良さは当然すごかったですが、それはあとで書きます。まずは気持ちのケアについて書きます。
うつ病はAIM予備校に入ってからも出ていましたが、講師がいい感じにコミュニケーションを取ってくれるので救われていました。以前は「外は地獄、帰宅すると安心」という感じでしたが、予備校内でも安心できるという状態になりました。これは意外でした。別に特別扱いとかはまったくせず、ごく普通に接してくれるのは嬉しかったです。大事にしてもらってるなーと感じました。年齢も20代後半なので不安でしたが、まったく気にしないで過ごせる環境にしてくれてました。
また、講師が親とも連絡を結構取ってくれていて、これも良かったです。息子が何年も浪人でふらふらしているのでとても心配だったと思いますが、その親をちゃんと落ち着かせてくれていたので。おかげで親とへんに衝突することが大幅に減りました。
うつのケアはしつつ、合格への前向きさもちゃんと植え付けてくれました。「ここまで来た以上、お前は医学部に合格するしかないだろうが!」とすごく先生も頑張ってくれて、それで自分も頑張れていたと思います。そういう姿勢も含めて、AIM予備校は他のところとはまったく違うところでした。
授業は妥協なし
普段は優しい先生たちですが、授業となるとまったく妥協がなく、本当に容赦がありませんでした。仕方ないなぁ、まぁこれぐらいならいいかな、とかを聞いたことが一度もありません。先生の求めるレベルで説明できないと絶対ダメ許さん、という感じです。
このおかげで僕でもどんどん伸びていくのですが、最初はなかなかきつかったです。特に苦手な数学は本当にたいへんでしたが、先生のおっしゃることは全部納得の行くもので、ダメと言われても理不尽なものはなかったので、なんとかくらいついていけました。きつかったけど、くらいついていけば大丈夫なんだ、と思えたので、乗り切ることができました。
AIM予備校に来るまでの4年近くでずっと偏差値50ぐらいだったのに、1年で70近くにまで上がりました。親がすごくうれしそうにしていたのを見て、AIM予備校に来てよかったと思いました。
あと模試成績でもうひとつ嬉しかったのが、先生がたが喜ばなかったことです。お前ならこんな偏差値当たり前だろ、という感じだったので、自分でもちゃんとやれるって本当に思ってくれてるんだな、と感じたのです。へんな話ですが、そこで嬉しく思いました。
居心地のよさ
病気のこともあるのでしょう、私には居心地がいいかどうかがかなり大切です。先生がたの雰囲気とかだけでなく、予備校全体の雰囲気というか、そういうのもとても居心地よく、好きでした。どれぐらい好きかと言うと、合格して医学部に通う今でも、たまにAIM予備校で勉強させてくださいとお願いするぐらい好きです。
うるさいとか勉強の邪魔になるとか、そういうのを一切許さん、というスタンスでした。それでもシーンとなったりするのではなく、先生がたも含めて結構わいわい話すので、うまく口で雰囲気を説明できないのですが、とにかく適度に集中しやすく、落ち着けて、緊張とかもしなくていい、という雰囲気です。先生がたは真面目人間という感じの人ではまったくなく、何なら率先してボールで遊んだりわいわいしたりする人なので、堅苦しい雰囲気には全然ならないのですが、なんというか、とにかくいい感じの雰囲気が保てていて、バランスいい空気でした。
いろんなタイプの人がいて、みんなのびのびやっていたように思います。不満や不安があるとすぐに対応してくれるので、ここが合わない、という人はあんまり考えられないです。私が合ったぐらいなので。
直前の『絶対受からせる』モード
これまでの数年間と比べると天と地のような充実した受験生活を送り、成績もどんどん上がって行った私ですが、直前はさすがに精神的にきつくなりました。体に不調が出てしまうほど不安でしたが、そこでも先生がいろいろとアドバイスをくれて、何とか乗り切れました。
先生のアドバイスは、「気楽に頑張っていこう」のような曖昧でありがちなものではなく、「いいからまずはこれをここまでやれ」「他はいいから、ここからここまでの復習を完成させよう」といった具体的で勉強面からのものがほとんどで、やると不安が減っていく、というものでした。「勉強の不安は勉強でしか解消できない」と散々言われましたが、それを実践してくれました。
受験校の選択と過去問演習でも、ケアはすごかったです。私の特徴などから受験候補を10校ほどに絞ってくれてあり、先生の決めてくれたスケジュールでその過去問をどんどん解き、受験校を決めました。
すごかったのが、単に点数とかだけから決めたわけじゃない、ということです。あまりできていなくても「ここはこういう特徴の問題だからこうすればお前なら取れるようになる」、そこそこ取れていても「ここは今は6割できているけど、本当は8割ほしいところで、タイプ的にそれを狙うにはコスパ悪すぎる」のように、奥の深い?見方をしてくれて、それを元に受験校を決めました。
おかげで、最初は全然できなくてパニックになった藤田医科大が最後はちゃんと自信を持って解き切れるようになりましたし、きっちり正規合格も果たせました。AIM予備校の先生がたがついていなかったら、合格を果たせなかったのは当然ですが、そもそも受かりやすいところを受けることすらできていなかったはずです。
成績が上がって、自分なんかでも合格できるかも、と思えてきたころからずっと不安だったのが、面接です。コミュニケーションが得意ではなく、経歴がめちゃくちゃな私が、面接をクリアできるとは思えなかったからです。
AIM予備校の面接対策はすごかったです。まず、簡単な聞き取りをされて、それを元に5枚ほどのびっしりと書かれた原稿のようなものを作ってもらいました。面接は、その場で考えて受け答えする、という面も確かにあるのですが、それがすべてなのではなく、むしろそこまでの準備の方が重要なのだと教えられました。その原稿を頭に叩き込むわけですが、志望理由などは、確かに元は私のものではあるのですが、それが洗練されてすごく分かりやすくまとまっており、感激でした。また、経歴のことや多浪のことについては、自分ではどうごまかせばいいんだろうと思っていたのですが、とても細かく納得させるようにまとめてくれていて、現在の医学部志望に直結するようにうまく仕上げてくれていました。藤田医科大の面接では経歴のことをすごく聞かれましたが、そこですごく好感を持ってくれた感触があり、合格を確信できました。
藤田のMMI対策も万全で、最初は1分も話せなかったのが、対策をしてもらって、3分程度なら余裕、となりました。先生が実演してくれて、こういうときはこう場合分けするんだよ、というのを徹底してくれました。まさか自分が面接を得意に感じるとは、と自分で驚きつつ、自信を持って2次試験の臨めました。
私は、AIM予備校に通えて、本当に本当にラッキーでした。ここを知らなかったら自分は今ごろどこで何をしていたんだろう…と思うと、本気で怖くなります。私のように、他ではなかなかうまくいかない、という人でも、ここでなら成功を掴めると思います。そういう人は特に、AIM予備校を試してみるといいと思います。
コメントを残す