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受験勉強に必要なファクター①~アウトプット至上主義~
公開日:2019年07月29日

今回から、定期的に受験勉強において重要なファクターや合格者の共通点などをお話していきたいと思います。

 

受験勉強に必要なファクターシリーズの第一回目は、『アウトプット至上主義』

今回は受験勉強におけるアウトプットの重要性についてお話していこうと思います。

 

今回お話することの前提として、これまでの時代、長きに渡って、私たちの中で“受験勉強≒インプット”という考え方が主流であったのではないかと、私は考えます。

実際に、義務教育における授業では、生徒自らが発言する機会よりも、先生の話を聞く機会の方が遥かに多いですし、多くの大手予備校における授業においても、講師の話を聞く時間の方がかなり長いはずです。そして、そもそも『授業』という言葉自体に受け身のニュアンスが入っていることからも、『受験勉強≒インプット』という考え方には根強いものがあると感じております。

ですが、超一流講師の、どれだけわかりやすい授業を受けたとしても、成績が上がらない生徒が大勢いることは紛れもない事実であり、そういった生徒が私の元を訪れる機会というのは非常に多いと感じます。(最近はスタディサプリをはじめとする映像授業も台頭し、昔よりも遥かに一流講師の授業が受けやすくなっていますね。)そしてそういった生徒の多くに共通して言えることの一つとして『アウトプットの軽視』というものがあります。

 

つまりは、授業を聞いて理解が出来たとしても、それを自力で出来るようになるまで、もっと言えば自力で他人に説明できるまで詳しく、かつ即答できるくらい体に染み込むまで練習しなければ、成績は上がらないということです。

例えば、皆さんが野球の練習をするとして、140km/hのストレートを投げるための授業を受け、原理を理解したとして、すぐに140km/hのボールが投げられるでしょうか?当たり前ですが、原理を理解したうえで自ら練習をし、その原理を体得する必要がありますよね。こういったことは、皆さん当然のこととして納得して頂けると思います。そしてその練習にかける時間は膨大なものとなるはずです。ですが、勉強に置き換えると急に練習をしなくなる。授業で原理を体得するだけにとどまってしまう。だから成績が伸びない、ということになります。スポーツで練習しなければ身につかないように、勉強においても練習、つまりアウトプットが絶対に必要なのです。そしてこれもとても重要なことですが、アウトプットにかける時間は、インプットにかける時間よりも遥かに多くあるべきです。これもスポーツに置き換えれば、想像しやすいと思います。

 

ちなみに、インプットや授業を軽視しろと言いたいわけではないです。まずはじめに原理を理解しておく必要は必ずあります。なので、勉強においてインプットという過程は必要不可欠です。ですが、そこに固執してはいけないということです。

皆さんのスケジュールを見て、

授業を受ける時間+新しい概念を学ぶ時間 ≧ 復習(アウトプット)の時間

になっている場合は、とても注意が必要です。

アウトプット至上主義を掲げ、復習に割く時間をより多く取ってみることで、成績の改善につながるかも知れません。

 

 

本日は受験勉強に必要なファクターの一つとして、アウトプットの重要性をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

これからも定期的にこのシリーズを投稿していきますので、ぜひ日々の学習に役立てて頂ければと思います。

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